木星 月惑星研究会 関西支部 (最新)
ALPO-Japan Latest
Jupiter Image 2002/08/24(UT)
永長英夫
H.Einaga
Comments Damian A. Peach 25th Aug.2002
First GRS/B-4 positions
Hi all,
Just a quick note, that an image obtained by H. Einaga on the morning of Aug 24th
shows the GRS clearly: It has moved little and its centre is placed at L2=83.4 degs.
NEBn b-4 is also visible, and it is located at L2=122 degs.
Comparing the image with the last image obtained on June 1st, by myself, shows the
area to have changed very little.
Best Wishes
Damian
[Damian A. Peach. Puerto de la Cruz, Tenerife, Spain]
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ダミアン.ピーチのコメント
早々に 大赤班とバージ4の位置について
8月24日早朝に捉えられた永長氏の画像には、大赤班がくっきりと見えています。
その位置はほとんど動かず、LsU=83.4゜の位置にいます。
NEBnのバージ4はまだ健在で、位置はLsU=122゜です。
最後に撮影した6月1日の私の画像と比較すると、この付近は、ほとんど変化して
いない様子を示しています。
よろしく。
ダミアン.ピーチ
Comments Yuichi-Iga 25th Aug.2002
Japanese
伊賀です。
8月24日UTには、永長さんから大赤斑付近の良像が報告されています。
大赤斑の経度はII=83.2度で、8月7日UTの条件の悪い時の観測(II=83-84度)
を裏付けてくれました。大赤斑の経度長は15.7度で、数値的には昨シーズン
と変わっていません(画像から見ると小さいように見えますが)。
大赤斑の南側には暗いアーチ上の暗物質が見えています。大赤斑の左側の
SEBsの暗斑の具合から判断すると、今まさに、大赤斑から前方のSTrZに
dark streakが流れ出ようとしている所ではないかと思われます。予想では
ここ数日のうちに、大赤斑からのstreakが見られると思います。
大赤斑後方のSEBにはいくつかの白斑が見られますが、それほど活発では
ないようです。昨シーズンはずいぶんとこの領域の活動はおとなしかった
のですが、継続しているようです。SEBnの右端近くに見られる凹みは、
22日UTの風本さんの画像にとらえられたEZsのGWSらしき模様です。BAAでは
この活動をSouth Equatorial Disturbanceと呼んでいますが、もう少し
確認観測が必要でしょう。
NEBにはII=62.7から118.6度まで長いriftが見えています。右端に近い、
NEBが細くなっている箇所にあるbargeは、昨シーズンに最も目立っていた
ものです。
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Comments Yuichi-Iga 25th Aug.2002
The GRS is located at L2=83.2, and has the length of 15.7 degrees
(nearly equal to the last apparition). The GRS is surrounded with
the dark material. I expect that the dark streak from the preceding
of GRS will happen in STrZ for a few days.
The complex of the SEBn dark spot and EZs bright area is located
at the right limb.
Hideo Einaga (250mm Newton, Digital Still Camera NEC PICONA)
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2002/08/24 20:12:54 (UT)
CMI = 281.8, CMII = 85.1, CMIII = 223.7
De = +0.9, E.Dia = 32.05"
5 frames composite
2002/08/24 20:15:29 (UT)
CMI = 283.4, CMII = 86.6, CMIII = 225.3
De = +0.9, E.Dia = 32.05"
7 frames composite
共通デ−タ
Seeing=4/10,Trans=2/5
25cm+barlow3x+prism 5deg+Picona(1/7s)
薄い朝もやがかかり、透明度はよくない。
今シ−ズン初めてGRSにお目にかかれて感激!
高度が高くなる日の出前が観測の好条件になる。
・STBは淡く、CM後方に少し確認できる。
・GRSの赤味が薄れているように感じる。
・GRSの南側を暗物質が取り巻いているのだろうか。
・GRS前方にはストリ−クが伸びているのか、それともSEBsが
濃くなっているのか、
・GRS後方のSEBは白斑が連なっており、昨シ−ズン同様活発
である。
・EBがよじれながら連なっている。昨シ−ズンはあまり確認でき
なかったように思う。
・NEBsは淡く、青っぽい。
・NEBnにはバ−ジが3〜4箇所、ノッチが1〜2箇所見られる。
・NTBは全面につながっている。
HIDEO EINAGA ≪兵庫・加西 永長英夫≫
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