火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)


ALPO-Japan Latest
Mars Image 2003/03/29(UT)

柚木健吉

K.Yunoki


解説(安達)
気流のよくない時の観測で、コメントがつけにくいが、一つ気になるものがあ
ります。位置から見るとリビヤ(Libya;280W,0)が明るくなっていることです。
前日の28日にも明るくなっておりこの気流でも明るくなっていることから、か
なり明るい雲が出ていると思われます。

It is the observation when the seeing isn't good. There is to do one
becomingof the feeling. The Libya(280W,0) becomes bright. It became
bright on April 28th of the previous day, too. Quite light cloud seems
to cover this arear.
FROM Makoto ADACHI
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Kenkichi.Yunoki (200mm Newtonian, ST-5c)
今シーズン初めての火星撮像です。地平高度も低く、
シーイングが極めて悪くパソコンモニター上の画像
はピントを結ぶことはほとんどありません。眼視で
も揺れながらピントもボケまくりの火星像の上部に
極冠とおもわれる白いものと、M.,CIMMERIUMとおも
われる暗い模様があることはわかりますが、それだ
けです。
1988年の大接近では、極めてシーイングの良い
2晩、大シスルチスが田阪流の無数の斑点の集合体
に見えたことがありました。今回も、8月にはあの
ような好シーイングに出会いたいものです。
それにしても、まだまだ小さすぎますね。解像度も
悪いし、ボケ像のコンポジットですから信頼性も今
一つで恥ずかしいものですが、私にとっての今季の
記念すべき初観測です。
[Kenkichi Yunoki  (Sakai City  Japan)]
≪大阪府  堺市  柚木健吉≫


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