火星 月惑星研究会 関西支部 (最新)


ALPO-Japan Latest
Phobos & Deimos 08/22 - 09/06

小嶋孝弘,前田和儀,阿久津富夫,山崎誠,池村俊彦

0822 T.Kojima,0822 K.Maeda,0823 T.Akutsu,0904 M.Yamasaki,0906 T.Ikemura,0908 T.Kojima,0930 T.Ikemura,
1002 T.Kojima,1016 T.Kojima,1104 T.Kojima


2003/08/22
Takahiro Kojima (1000mm Cassegrain, ToUcam Pro)
フォボス,デイモスをデジカメで接写しました。
 
2003/08/22  16:34:57(UT)
2003/08/23  01:34:57(JST)

1000mm F10 Cassgrain
+ k60 + Canon PowerShot G2
4 sec(F2.5 ISO50)
Seeing:3/10
プリズムなし

フォボス,デイモスをデジカメで接写しました。この写り方
だと、かなり前から撮影が可能だったように思います。今後、
撮影を継続していつ頃まで写るか調べてみます。

パソコン上での画像処理は一切していません。デジカメで撮
影した生画像をトリミングしただけです。
≪和歌山県日高郡川辺町かわべ天文公園  小嶋孝弘≫


2003/08/22
Kazuyoshi Maeda (350mm Newton, Philips ToUcam Pro)
衛星が撮れた?  この位置なのかわかりません、視直径が大きいかな?

2ショットのフォボス?と思われる画像間で衛星の動きをチェックした結果、
火星と衛星の中心距離が明らかに変化しておりフォボスと考えますが。
(公転周期は約0.3日と動きが早い)
≪京都府 亀岡市 前田和儀≫

2003/08/23
Tomio Akutsu (320mm Newton, Cooled CCD camera BL-41L)

衛星画像です。
火星本体が同条件で撮ったものを合成しました。
≪栃木県 阿久津富夫≫
2003/09/04
Makoto Yamasaki(200mm Newtonian, Philips ToUcam Pro PCVC740K)
 
Seeing 6/10 Trans 4/5
透明度が良かったので、拡大率を下げてフォボス、ダイモスに挑戦しました。
2秒露出でモニタ上に確認できました。
ToUcamはSteve Chambers氏による長時間露出化改造方法を施された物をポルトガルの
http://www.perseu.pt/index.htmlから購入し、キャプチャソフトはK3CCDToolsを使用しました。
右側に確認のためGuide8.0でシミュレートした画像を貼り付けました。
[Fukuoka-city Fukuoka-Prefecture Japan] 
≪山崎誠   福岡県 福岡市≫

2003/09/06
Toshihiko Ikemura (310mm Newton, Philips ToUcam PRO)
透明度はよかったがシーイングがあまりよくなかったので、
フォボスを眼視で見ようと200倍で見つめてみました。
初めは何も見えなかったのですが、そのうち右下に見えてきました。
目が慣れると、ずいぶん見やすい物だと思えるようになりました。
しかし、ダイモスはどうしても見えませんでした。
ダイモスは画像処理後に写っているのをみつけました。
[T.Ikemura Nagoya Aichi JAPAN]
≪愛知県名古屋市  池村俊彦≫

2003/09/08
Takahiro Kojima (1000mm Cassegrain, Canon PowerShot G2)
 
フォボス、デイモスを撮影しました。まだ眼視でも見えています。今回はデイモスもちゃんと写るよう、
長めの露出で撮影してみました。この明るさだと今後もまだまだ撮影が続けられそうです。
Takahiro Kojima (1000mm Cassegrain, Canon PowerShot G2)
≪和歌山県日高郡川辺町かわべ天文公園  小嶋孝弘≫

Toshihiko Ikemura (310mm Newton, Philips ToUcam PRO)

Deimos was not found.
衛星ダイモスは左端にあるはずですが、見つかりませんでした。
[T.Ikemura Nagoya Aichi JAPAN]
≪愛知県名古屋市 池村俊彦≫
Takahiro Kojima (1000mm Cassegrain, ToUcam Pro)
 
デイモスの画像です。明るく見えていたので、もしかしたら
満月だったのかもしれません。フォボスは火星の裏側にあっ
たようです。眼視でも確認できませんでした。

今後火星が遠ざかるにつれ、ますますフォボスの確認・撮影
は難しくなると思われます。かわべの1mでも写らなくなる
かもしれません。今後も衛星の撮影は継続します。
≪和歌山県日高郡川辺町かわべ天文公園  小嶋孝弘≫


Takahiro Kojima (1000mm Cassegrain, ToUcam Pro)
最近、透明度だけはいいようです。火星が眩しいくらい輝いています。
お陰で、久しぶりにデイモスが写りました。
しかしもう、1mでも眼視でフォボス,デイモスを確認することはできないようです。

 
久しぶりにデイモスが写りました。ただもう、眼視で
確認することはできないかもしれません。火星を視野
の外に追い出しても見えませんでした。
フォボスはもう、火星のカブリにとけて写らないよう
です。今後はフォボスが最大離角の時を狙い、最後ま
で追いかけるつもりです。
≪和歌山県日高郡川辺町かわべ天文公園  小嶋孝弘≫


Takahiro Kojima (1000mm Cassegrain, ToUcam Pro)
 
久しぶりにデイモスが写りました。
火星を視野の外側に追い出すと、チラッと衛星らしき
ものが見えました(口径1mにて)。急いで撮影する
と、そこにデイモスらしき姿が…。
ステナビ上でチェックしてもこの位置に恒星はなく、
デイモスの位置もよく一致しています。おそらくデイ
モスで間違いないでしょう。
火星の左上にあるのはGSC5815.425

≪和歌山県日高郡川辺町かわべ天文公園  小嶋孝弘≫


ALPO-Japan Latest Mars Section