火星 ALPO-Japan Latest
Mars Image 2014/05/21(UT)
松本博久,石橋力,熊森照明,尾崎公一
Giancarlo Rizzato,Joaquin Camarena,Trevor Barry,Mike Hood
H.Matsumoto,G.Rizzato,T.Ishibashi,Camarena,T.Kumamori,T.Barry,K.Ozaki,M.Hood
Hirohisa.Matsumoto (308mm NTK Newtonian) |
seeing 4〜5/10 trans 4/5 (Resize 180% )
今日は会合で外出していましたが、PM8時半過ぎに帰宅して早速望遠鏡を室内から
外に出して組み立て、撮影を開始しました。NJP赤道儀はビニールのカバーをして
屋上に出してあるので、23kgの鏡筒を持ち上げてセットし、バッテリーを繋げば準備
OKです。フレーム鏡筒の場合、シーイングが良ければすぐにシャープな像が見えるので
通常のような筒内気流による像の悪化はなく、すぐに撮影に入れますが、さすがに鏡筒が
温まった状態で開始するので、鏡が冷えるに従い徐々にピントがずれてきて、開始当初の
時間帯はこまめにピントを調整しながら撮影しています。このカットも開始20分位の9時過ぎ
ですから、そんな時間帯に撮影した画像です。
ちなみに屋上にはスライディングルーフの観測所があり40cmF5.78の望遠鏡もありますが
筒内気流や主鏡の温度順応、歪などで像が悪化してまともに惑星用に使えたことがありません。
大口径のパイレックス鏡は非常に歪にデリケートで、2310mmで小宇宙等を冷却CCD撮影
する際にも歪が出て影響するぐらいです。当初惑星用に計画した望遠鏡は役に立たず、現在
では冷却CCDによるレデューサー直焦点1850mm専用になっています。
Orionのフレーム鏡筒は、出してすぐに使えるので実に対照的です。
[Hirohisa.Matsumoto (Kurayoshi City Tottori-Prefecture Japan)]
≪鳥取県 倉吉市 松本博久≫
Giancarlo Rizzato( 280mm SC) |
Mars 2014-05 21.
SC 280 MM@ F40 Seeing: 5/10Filters Astronomik CAMERA ASI 120 MM.
[Giancarlo Rizzato : Marano Vicentino (Vicenza) ITALY]
T.Ishibashi (310mm Newton) |
夜になって晴れましたが、気流が悪くボケボケです。
(Tutomu-Ishibashi Kanagawa-P Japan)
≪神奈川県 相模原市 石橋力≫
Joaquin Camarena(305mm SC) |
[Joaquin Camarena : Spain]
Teruaki Kumamori (280mm SC) |
雲が多く、雲間からの撮影です。
この撮影時のみシーイングが良くなりました。
≪大阪府堺市 熊森照明≫[Teruaki Kumamori:Ohsaka Japan]
Trevor Barry(406mm Newtonian) |
Imaged Mars May 21st in fair seeing,have 1 742nm IR & RGB data set.
[Trevor Barry:Broken Hill:Australia]
Kimikazu Ozaki(440mm Rfd) |
[Ki.Ozaki,Sobue Inazawa Aichi JAPAN]
≪愛知県稲沢市祖父江町 尾崎公一≫
Clouds, volcanoes, and the Eye of Mars are all featured in this image taken
21 May on an average seeing night here in Georgia USA.
[Mike Hood : Kathleen Georgia,U.S.A.]