火星 ALPO-Japan Latest

Mars Image 2018/08/18(UT)
米山誠一,佐々木一男,江口利哉,荒川 毅,遠藤宏次,鈴木邦彦,鈴木 隆,橋野英嗣,三品利郎,黒田瑞穂,青木和夫,岩政隆一,村田孝昭,井上 修,石橋力,瀧本郁夫,柚木健吉,永長英夫,皆川伸也,堀内 直,熊森照明,西岡達志,長瀬雅明,三宅 明,阿久津富夫,栗栖 茂,平林 勇
Bruce Macdonald,Javier Beltran Jovani,Guilherme Grassmann,Robert Heffner,Fumega Camilo Ucha,Manos Kardasis,Marc Delcroix,Paul Maxson
S.Yoneyama,K.Sasaki,T.Eguchi,T.Arakawa,K.Endo,K.Suzuki,T.Suzuki,B.Macdonald,Javier,H.Hashino,T.Mishina,M.Kuroda,K.Aoki,G.Grassmann,R.Iwamasa,R.Heffner,T.Murata,O.Inoue,T.Ishibashi,I.Takimoto,K.Yunoki,H.Einaga,N.Minagawa,T.Horiuchi,Camilo,T.Kumamori,T.Nishioka,M.Nagase,A.Miyake,Kardasis,M.Delcroix,T.Akutsu,S.Kurisu,P.Maxson,I.Hirabayashi

解説(安達)/ Comment by Makoto Adachi
 Mare Acidariumの中央部はダストストームに覆われ、淡くなっている。さらに、その北方は三角形に晴れている場所が見えている。
また、佐々木氏の画像ではSinus Margaritifer付近からその南部に向かってもダストストームに覆われている様子が分かる。北極付近は、
活発な白雲の活動が見られる。
 平林氏は、SPCに露出を合わせた画像を報告された。最近はSPCの中の様子が分かる報告が少なく、貴重な観測だ。

The middle part of Mare Acidarium is covered with a dust storm and it is dimmed. Furthermore, a place where sunny trees are 
visible in the north is visible. Moreover, in the image of Mr. Sasaki, it can be seen that it is covered with dust storm even from the vicinity 
of Sinus Margaritifer toward the south. Activities near the Arctic are active lively clouds.
Mr. Hirabayashi reported an image that was 
exposed to SPC. Recently there are few reports that understand the inside of the SPC, which is precious observation.

(by 35 observations ;reported by Makoto Adachi)

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Seiichi Yoneyama
日没直後の広がった薄雲が消えて透明度が良くなりました。風も弱くなりシーイングも良くなりました。
可視光でも火星面の模様が濃くなっている感じなので、Dust Stormは薄れていると感じました。

≪神奈川県横浜市  米山誠一≫[Seiichi Yoneyama:Kanagawa Japan]

Kazuo Sasaki

[K.Sasaki:Ohsaki-City Miyagi-Prefecture Japan]
≪宮城県大崎市  佐々木一男≫

Toshiya Eguchi

≪東京都杉並区  江口利哉≫[T.Eguchi : Suginami Tokyo Japan]

Tsuyoshi Arakawa
撮影開始当初はシーイングが比較的安定しており期待したのですが、南中前後から乱れ始め、雲に隠されてしまいました。
ダストの堆積物におおわれていないところが、モニタ画面上では、多数の暗斑として見えているようです。

≪奈良県奈良市  荒川 毅≫[Tsuyoshi Arakawa:Nara Japan]

Koji Endo
23時過ぎにベランダに出ると火星が見えていたので急遽10cm屈折で撮りました。眼視(X169)でも明るいSPCが良く見えました。

≪埼玉県越谷市 遠藤宏次≫[Koji Endo : Saitama Japan]

Kunihiko Suzuki
一見して模様が分かるようになってきました。

[Kunihiko Suzuki : Yokohama-city Kanagawa-Prefecture Japan]
≪神奈川県  横浜市  鈴木邦彦≫

Takashi Suzuki
良いシーイングでした。
233x眼視では白い南極冠が目立ち北極地方が青白く見えました。エリュッツラの海、オーロラ湾は薄黒く見えていました。
画像ではダストに埋もれていたマリネリス峡谷が薄く見えはじめアキダリア海の一部が濃く見えています。

[Takashi  Suzuki  (Hachiouji-City Tokyo  Japan)]
≪東京都八王子市  鈴木  隆≫

Bruce Macdonald

(Bruce Macdonald : Punta Gorda,Florida USA)

Javier Beltran Jovani
 

 
[Javier Beltran Jovani:Castellon-Spain]

Hidetugu Hashino

≪千葉県木更津市 橋野英嗣≫[Hidetugu Hashino:Chiba:Japan]

Toshirou.Mishina

≪神奈川県  横浜市  三品利郎≫[Toshirou.Mishina:Kanagawa Japan]

Mizuho Kuroda

≪黒田瑞穂 : 兵庫県 太子町≫[Mizuho Kuroda : Taishi Hyogo Japan]

Kazuo Aoki
上空に寒気が流入したためか涼しい1日でした。そのため撮影中に気流で合焦しなくなるほど、シーイングが安定しませんでした。
しかし火星表面は徐々に平常の姿を取り戻しつつあります。太陽湖が正面に見えて居ますが、だいぶダストストームの影響が収まって来ました。
まだまだ視直径が大きいので徐々にストームが晴れるのを見るのが楽しみです。

[青木和夫:東京都世田谷区][Kazuo Aoki:Tokyo Japan]

Guilherme Grassmann

[Guilherme Grassmann,Americana-San Paulo,Brasil]

Ryuichi Iwamasa
Dustは全体に晴れてきて火星の色調もノーマルに戻りつつある。SPCは65°S あたりまで後退している。SPC北縁CM付近にFontanaCraterが白斑として見える。
SolisLacus西縁のClaritasFossaeが暗い。VallesMarineris の谷底に沿ってDustが通常のアルベドとは異なる色調で見えている。(特にCM付近)IRよりGでコントラストが強い。
TharsisMontesの東斜面が明るく欠け際の山を想像させる。各山頂は少し赤みを帯びて見える。北極雲の下にAcidaliaが暗い。S:4-5/10 T: 6/10  ほぼ無風でシーイングは良好だった。


前報告より約30分後の観測。VallesMarinerisのDustがより鮮明に見える。北極雲の100°W付近の筋状の切れ目が十字に交差している。

≪神奈川県横浜市  岩政隆一≫[Ryuichi Iwamasa:Kanagawa:Japan]

Robert Heffner
Another session of excellent low altitude seeing! If it wasn't for a chilly northwesterly wind conditions would have been perfect.
The color of Mars has returned to mostly normal as viewed from this side. You can view the Tharsis volcanoes in relief in the image.

[Robert Heffner:Osaka,Japan]

Takaaki Murata

≪東京都  国立市  村田孝昭≫[Takaaki Murata: Tokyo Japan]

Osamu Inoue
薄雲に邪魔されながらの撮影でした。

≪大阪府  枚方市  井上  修≫[Osamu Inoue. Hirakata-shi,Osaka,Japan]

T.Ishibashi
眼視では、南半球が少し薄暗い位でしたが、画像処理でかなり模様が出ました。
南極冠は、眼視でもよく判りました。

(Tutomu-Ishibashi Kanagawa-P Japan)
≪神奈川県  相模原市  石橋力≫

Ikuo Takimoto
昨晩の火星ですが、ガンマ値を上げすぎました。
シーイングは良くありません。南中高度が低いため、学校校舎の熱でさっぱりです。

[Ayauta-gun Kagawa-Prefecture Japan]
≪香川県  綾歌郡  瀧本郁夫≫

Kenkichi.Yunoki
乱れることもあったが、良いシーイングであった。大気中のダストはかなりなくなったようで、モニター上でR,IR撮像時には、報告のR画像そのままにけっこう詳細な模様が見えた。
前回の大接近時では、ソリスはカエルが火星面にしがみついている様な姿だったが、ダストの収束とともに姿が変わり、海老沢図のような姿(に復元)で私には今の方が落ち着いて見える。
マリネリス渓谷は一ヶ月前には目立っていたが目立たなくなっていて、これもまた見なれた火星面になっている。たった一ヶ月で様相が激変。ダストストームのエネルギーは凄まじい。

[Kenkichi Yunoki  (Sakai City,Japan)]
≪大阪府  堺市  柚木健吉≫

Hideo Einaga

[Hideo Einaga Kasai-City Hyogo-Prefecture Japan]
≪兵庫県  加西  永長英夫≫

Nobuya Minagawa
シーイングが良く砂嵐の影響も大分なくなりNIRフィルターを用いなくても本体模様の細部が良く写りました。

≪東京都  立川市  皆川伸也≫[Nobuya Minagawa:Tokyo Japan]

Tadashi Horiuch

《京都府宇治市、堀内直》[T.Horiuchi: Uji- City Kyoto Japan]

Fumega Camilo Ucha

[Fumega Camilo Ucha  : Galicia,Spain]

Teruaki Kumamori
堺に戻ってきてようやく撮影することができました。



≪大阪府堺市 熊森照明≫[Teruaki Kumamori:Ohsaka Japan]

Tatsushi Nishioka
夕方までの薄雲が切れて風が無く、久しぶりに撮像できました。



<<神奈川県  藤沢市  西岡達志>>[Tatsushi Nishioka. Fujisawa-city,Kanagawa,Japan]

Masaaki Nagase

[Masaaki Nagase,Kawasaki-City,Japan]

Akira Miyake

≪三宅 明≫[Akira Miyake:Nasu-Karasuyama,Tochigi,Japan]

Manos Kardasis
Here is an obs made in poor  conditions

[Manos Kardasis,Glyfada-Athens;Greece]
《カーダシス マノス:ギリシャ アテネ》

Marc Delcroix
Through the clouds and at low elevation,Mars with Hellas rising:
 

 
[Marc Delcroix  Tournefeuille,France]

Tomio Akutsu

≪茨城県 : 阿久津富夫≫

Shigeru Kurisu
 
[Shigeru Kurisu,Mitoyo Kagawa,Japan]

Paul Maxson
Decent seeing!

[ Paul Maxson:Surprise,Arizona,United States]

Isamu.Hirabayashi

Isamu Hirabayashi (Tokyo,Japan)
≪東京都日野市  平林 勇≫

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