Stereoscopic Freeviewing Inspection of Mars Images for Possible Detection of Martian Relief Geological Structure by R.Konnai


ALPO-Japan Latest
Stereoscopic Freeviewing Inspection of Mars Images for Possible Detection of Martian Relief Geological Structure by R.Konnai


Mars stereoscopic view by R.Konnai
9月3日の画像で裸眼立体視用の画像ペアを作りました。
ペアの撮像間隔は34分ほどです。3つの画像を並べましたが、 左の2画像が平行法立体視用、右の2画像が交差法立体視用.ペアとなります。
撮像の時間間隔の間に火星の模様が自転で少し東にずれるのを疑似視差として利用するわけで、身長ウン千万kmの巨人のウン十万kmの目幅で近くから眺めたら
そのような立体惑星像が見られるだろうというアナロジーから“Giant’s Binocular View”( 巨人の両眼視の眺め)とも呼ばれる方法です。
さて、この画像ペアを両眼立体視していただくといかがでしょうか?大きな位相角による東側の周辺減光の助けもあって、ビリヤードの玉のような立体的な球体像が
満喫できるでしょうか?そしてValles Marinerisの峡谷のあたりは遠方から眺めたグランドキャニオンのように立体的なシャープな凹みに見えるかもしれません。
ご参考に立体陰影付きのTES Albedo Mapを並べました。残念ながらこれは錯覚かなと思っています。
前にも述べたように、この巨大峡谷の内側には太陽照明による陰影と見紛うややこしい、擬態ともいえるアルベドー濃淡模様がついているからです。 
疑似視差の方向を逆に使って左のペアを交差法で、あるいは右のペアを平行法で観察すると仮面を裏から眺めたような向こう側にくぼんだ不思議な立体感が生まれす。
このときマリナーの峡谷がこちらに向かって出っ張って台地のように見えるなら疑似視差で立体構造を見分けた、といえると思います。
残念ながら私にはこのように眺めても峡谷は凹んで見えます。3D様擬態アルベドー模様に眼がだまされているのかと思います。
西の明縁から回り込んでくるOlympus Monsは、もうちょっとで立体感が見えそうな気がするのですが...。もっと高解像度の画像を得て挑戦したい(考えています。

Attached here a montage with the 03 September Mars images for stereoscopic freeviewing. 
Valles Marineris System may be quite spectacular with your view, but I think it's likely an illusion due to the confusing mimetic albedo pattern inside 
of the Martian Grand Canyon. Whereas the real relief of Olympus Mons seems to be about to be perceptible! I will try again, hopefully with higher resolution.

<<福島県石川郡石川町 近内令一>>[Reiichi Konnai : Ishikawa Gun,Fukushima,Japan]

ALPO-Japan Latest      Mars Section