火星 ALPO-Japan Latest
Mars Image 2021/12/13(UT)
安達 誠
M.Adachi
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解説(安達)/ Comment by Makoto Adachi
今シーズンの初観測を報告します。
望遠鏡の赤緯目盛りを火星の赤緯に合わせて、お向かいの屋根から昇って来るのを待ち、
見えてきたら運転時計を回して、追いかけた。火星は薄明の中で肉眼では見えないが、ファインダーでははっきり見えた。
火星像は悪シーイングでメラメラしていたが、よく見ると、薄明中の青空が乱れているようなので
、黄色のフィルターを挿入して観測してみた。
青色が押さえられ、火星像の黄色っぽい色が引き立てられ、模様は見やすくなった。
ただ、シーイングが悪いので、模様の確認にひたすら集中した。昨日も見えたがシーイングが悪いのと、
黄色フィルターのことを思いつかず、赤い玉を見ただけになってしまった。
Lsは142°なので、SPCもNPCも見えない時期である。極雲の見えることを期待していたが、シーイングが悪く、見えなかった。
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≪滋賀県 大津市 安達 誠≫[Makoto Adachi:Siga Japan]