天文ガイド 惑星サロン2007年3月号 (No.54)伊賀祐一

RegiStax Ver.4リリース

Webカメラによる惑星動画像処理の定番ソフトウェアRegiStaxのバージョン4が、2006年10月にリリースされました。RegiStaxは、オランダのCor Berrevoets氏が2002年5月に最初のバージョンをリリースしたフリーソフトウェアです。

撮影された惑星の千数百枚もの動画像から、良いフレームを選び出し、位置を合わせ、それらのフレームを重ね合わせる(スタック)という面倒な処理を、RegiStaxは全て自動でやってくれます。

バージョン4では、Lumenera社のWebカメラの16bit動画フォーマットに対応しています。また、画面インターフェイスが改良され、これまで画面の右側のタブで切り替えていたメニューが、画面上部に集められて操作性が良くなりました。アライメントの機能強化として、月面のような面積を持った対象の場合に、クレーターなどのコントラストの高い模様を複数の目標(マルチポイント)として、アライメントを行うことができるようになりました。また、画像サイズが大きなものも、全体を表示しながらウェブレット画像処理を行うことができ、さらにズーム機能で部分的に拡大しながら効果を確認できるようになりました。

RegiStaxバージョン4は、以下のURLからダウンロードできます。

http://www.astronomie.be/Registax/


画像8 機能強化されたRegiStax Ver.4
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