ALPO-Japan: Jupiter Section (September 23, 2000)

2000年09月23日の木星

荒川 毅
T.Arakawa


September 23, 2000(UT)

Summary

GRS and STB
大赤斑はII=75.4度で、21日UTに見られた大赤斑前方の短いSTrZ streakが健在です。II=118.1度にSTBsの暗斑(#1)が見えており、まもなく大赤斑の南に差し掛かります。
SEB
大赤斑後方のSEBは、南半分は薄暗く、北半分には小さな白斑が見えていますが、活発ではないようです。
NEB
II=110度のNEBsにあるfestoonは次第に青味が強くなり発達しています。その北側には白いRift構造が発達中です。



Tsuyoshi Arakawa (300mm Newton, Digital still camera NEC PICONA)

No. 11 2000/09/23 20:19:39(UT)
I=337.6 II= 81.7 III= 34.2
300mm Newton, PJ20mm(f/29)
NEC Picona 1/7sec, 6 frames composite

(Enhanced by Y.Iga)
Comment
たくさん画像を送りたいところですが、先々週の土日は雨、先週の土曜も雨、と悪天候続きでした。

唯一、昨日早朝5時過ぎに雲が切れてくれ、1枚だけ撮れましたのでお送りします。既に南中を過ぎており、やや明るい西空での撮影でした。

シーイングは7/10、雨上がりのごく薄い靄があり、透明度は8/10。


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