火星 月惑星研究会 関西支部

Mars Image 2005/07/31(UT)
米山誠一,柚木健吉,瀧本郁夫,岡本彬宏
S.Yoneyama,K.Yunoki,I.Takimoto,Y.Okamoto

解説(安達)
 柚木氏の画像では、南極冠の付近やヘラス(Hellas:290W,-50)辺りが、緑画
像でやや明るく記録されている。ダストベールに覆われている様子が分かる。
北極地方の白雲が再び見え始めてきた。また、柚木氏の画像には青画像がある
がヘラス(Hellas:290W,-50)にやや明るい雲の出ている様子が見られる。低緯
度地方の雲は見られないようだ。(reported by 4 observers)

 In the image of Yunoki, the vicinity of the South Pole cap and the
vicinity of Hellas (290W,-50) are recorded by a green image a little
brightly. The appearance covered with Dust veil is understood. It has
begun to see white clouds in an Arctic area again. Moreover, the
appearance from which a bright cloud appears to Hellas a little is
seen though the image of Yunoki includes a blue image. The cloud in
the low latitude provinces seems not to be seen.
(reported by 4 observers)
FROM Makoto ADACHI
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Seiichi Yoneyama(200mm F4 Newton,ToUcam PRO)
雲は多めでしたが、天気予報が外れて晴れました。
今回も2重にブレた感じです。光学系の問題なのか赤道儀の問題なのか。、点検が必要です。

≪神奈川県横浜市  米山誠一≫

Kenkichi.Yunoki (200mm Newtonian, ToUcam Pro)
安達さんのメーリングに促され、東天にある火星を早めに撮像すべく、ベランダのJPから庭に設置してあるアトラクスに望遠鏡を下ろす。今後は木星から火星中心に観測することにする。
時間的余裕があったので、ATK-1HSでフィルターを換えて撮像した。
IDASのRGBフィルター以外にも、450nm以下(370〜450nm)の真性B画像も撮像した。IDASのBではBと云えども450nm以上にリークがあるため、少し地上の模様が写るが、450nm以下のBではほとんど地表の模様は写らない。暗い中、段取りが悪いせいもあって、様々、フィルターを換えるのに手間取ってしまい、思うように撮像出来なかった。
夜明け前に雲が拡がってきて、最後になんとか雲間からToUcamでも撮像した。
極冠の左側周辺、経度200゜付近が明るく見えたので更に見やすく処理してみました。


熊森氏がよくやっておられるのを真似てBを強調してみました。しかし、なかなかうまくいきません。

[Kenkichi Yunoki (Sakai City Japan)]
≪大阪府 堺市 柚木健吉≫
Ikuo Takimoto (310mm Newtonian :ToUcam Pro )
コメント:天気が悪くて、この時間帯だけ晴れ間があった。
          安達さんの指摘のように、南極冠(SPC)の西縁が明るく
          盛り上がったように見えるダストストームだろうか?
          安達さん、五色台で居られた、小川先生と土曜日にお会い
          しました。

[Ayauta-gun Kagawa-Prefecture Japan]
≪香川県  綾歌郡  瀧本郁夫≫

Yoshihiro Okamoto (Drawing: 203mm SCT)

[Minoo-shi Osaka-prefecture Japan]
≪大阪府箕面市 岡本彬宏≫
ALPO-Japan Latest Mars Section
2005/08/01
2005/07/30