土星 月惑星研究会 関西支部

Saturn Image 2006/12/02(UT)
風本明,柚木健吉,瀧本郁夫
Antonello Medugno
A.Kazemoto,K.Yunoki,I.Takimoto,A.Medugno

Akira Kazemoto(308mm Newton)

≪京都府久世郡  風本明≫

Kenkichi.Yunoki (260mm Newtonian)
26pによる初の撮像となった。この日は、極軸のセッティングを行った。まだ追い込みは不十分ながら、セッテング後は画像のズレやピリオディックモーションも惑星撮像の目的としては皆無に近い。大気差補正回路があるのもありがたい。天体導入支援機のナビゲーターもついているので、海王星などの導入もスムースになると思う。とても堅固な架台で、ベースにコンクリートを大量に敷いた効果もあって、振動もほとんど感じない。光学系は20pと比べると光量があるため色合いが良くわかる。土星の北極地方がかなり青緑ぽく冷調に見える。20pではここまで色合いは判りません。今後、色の観測が容易になると期待している。いつもと同じバーローを使うが、焦点距離が1400mmから1800mmとなったためモニター上の画像もとても大きく感じる。(12月30日と拡大光学系は同じです。)土星は暗いため、20pのときはゲインを目一杯上げての撮像だったが、26pでは口径の大きさとともにメッキが新品同様綺麗なせいもあり、ゲインも6/10〜7/10と余裕をもって撮像出来るため、ノイズも少ないように感じる。
26cmは斜鏡が大きくスパイダーも鋳物で分厚いものなので惑星用には少し心配だったが、まだ調整が不十分の状況下初めての撮像にしては良く写ってくれたと思う。今日、たかはし天文台の佐野氏が遊びに来た。グラインダーでアルミ板を切ってくれたが、手持ちでカンによる作業にも関わらず、旋盤で挽いた既成のセルの開口部に1ミリも違わずピッタリと納まる円盤をあっと云う間に切り出したのには驚愕した。さすが、1.2mの望遠鏡と7mドームを自作してしまう人は人並み外れて怪物的なパワーを持っていると感じ入った。焦点引き出し量を少なくするためにはセルを延長せねばならないが、様々アイデアをお教えいただいた。

[Kenkichi Yunoki (Sakai City Japan)]
≪大阪府 堺市 柚木健吉≫
Ikuo Takimoto (310mm Newtonian)
コメント:本格的な冬になってしまった。
シーイングは予想どおり悪く、ピントが合わせられない。
          土星の南極付近はうやはり黄色のように見える。

[Ayauta-gun Kagawa-Prefecture Japan]
≪香川県  綾歌郡  瀧本郁夫≫

Antonello Medugno (356mm SC)
2006/12/02  03:50.0(UT)
Meade 14" (356mm) LX200GPS (SC)  f/10
Filters: LRGB (Astronomik) ImagingSource DMK21AF04 mono @ 15fps
Seeing  2 / 5  , Tans.  5 / 10 
Comments: Saturn  and its moons. 
 
[Antonello Medugno,Capua-Italy]

ALPO-Japan Latest Saturn Section
2006/12/03
2006/12/01