土星白斑先端部のV系位置について by T.Ikemura


ALPO-Japan Latest
土星白斑先端部のV系位置について by T.Ikemura


土星白斑先端部のV系位置について by T.Ikemura
日あたり V系で+2.84006゜と算出されました。
12月13日から2月11日までの測定できそうな15コの画像から先端の
位置を測定しV系での移動量を算出してみました。

結果はV系を基準に1日あたり+2.84006゜でした。
地球の1日 つまり86400秒で、土星の自転する量は下記のよう
になっています。
1系=844.300
2系=812.000
3系=810.7939024

この白斑はV系に対して+2.84006゜遅い のですから
白斑の自転速度は 807.954゜となります。(2/15 修正)
上を南にした土星の写真では、右に移動していきます。
どの系とも一致していません。下記の計算式ができました。
2月0日を基準とした計算式    白斑経度=2.84006×d+  40.75467
A drift value of the  following end of the storm became  +2.84006゜/d.(systemIII).
The position of the  following end  of the storm was measured by using 15 images 
that were able to be the measurements until December 13th - February 11th. 

The rotation rate:
SystemI=844.300°/d
SystemII=812.000°/d
SystemIII=810.7939024°/d

The rotation rate of the  following end of the stormspeed is  807.954°/d.
(SystemIII - 2.84006°/d = 810.7939024°/d - 2.84006° = 807.954°/d)

The calculating formula: L=2.84006×d+ 40.75467
Feb.2011  System 3
 1.0(UT)= 43.59 
 2.0(UT)= 46.43 
 3.0(UT)= 49.27 
 4.0(UT)= 52.11 
 5.0(UT)= 54.95 
 6.0(UT)= 57.80 
 7.0(UT)= 60.64 
 8.0(UT)= 63.48 
 9.0(UT)= 66.32 
10.0(UT)= 69.16 
11.0(UT)= 72.00 
12.0(UT)= 74.84 
13.0(UT)= 77.68 
14.0(UT)= 80.52 
15.0(UT)= 83.36 
16.0(UT)= 86.20 
17.0(UT)= 89.04 
18.0(UT)= 91.88 
19.0(UT)= 94.72 
20.0(UT)= 97.56 
21.0(UT)=100.40 
22.0(UT)=103.24 
23.0(UT)=106.08 
24.0(UT)=108.92 
25.0(UT)=111.76 
26.0(UT)=114.60 
27.0(UT)=117.44 
28.0(UT)=120.28 

上を南にした土星の写真では、右に移動していきます。
このグラフを左右逆にしたもの


土星が欠けていることは考慮していないので全体にこれより2゜ほど大きいかもしれません。

====================================================================
Use free.
利用自由
[T.Ikemura Nagoya Aichi JAPAN]
≪愛知県名古屋市  池村俊彦≫

ALPO-Japan Latest      Saturn Section