火星 ALPO-Japan Latest
Mars Image 2020/06/15(UT)
荒川 毅,井上 修,安達 誠,尾崎公一
Yaroslav Naryzhniy,Ethan Chappel
Y.Naryzhniy,T.Arakawa,O.Inoue,M.Adachi,K.Ozaki,E.Chappel
解説(安達)/ Comment by Makoto Adachi
ダストストームの気になる部分は、観測がない。南半球はヘラス(Hellas;275~315W,-30~60)より東でダスティーになっている。
これは、ここしばらく同じ傾向が続いている。
タルシス(Tharsis;80W〜120W,+10)の山岳雲は、今日も顕著である。
There are no observations of the dust storm. The southern hemisphere is dusty east of Hellas (275~315W,-30~60). This has been
the same trend for some time now. orographic clouds of Tharsis (80W~120W,+10) are still significant today.
(by 4 observations; reported by Makoto Adachi)
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400mm Dall-Kirkham : ZWO 290MM ZWO ADC,Seeing 5/10 Trans 5/10
[Yaroslav Naryzhniy : Ukraine,Kiev region]
雲をとおして火星がぼんやりと見えていたので撮影したものの、シーイング悪く、ピントも合わせにくい状態で、詳細はまったく不明。
≪奈良県奈良市 荒川 毅≫[Tsuyoshi Arakawa:Nara Japan]
薄雲を通しての撮影で、火星の明るさが終始変化するので、撮影中もGainと露光時間を調整しながら撮りました。
≪大阪府 枚方市 井上 修≫[Osamu Inoue. Hirakata-shi,Osaka,Japan]
空一面に高層雲が広がり、観測中に火星が明るくなったり暗くなったりして落ち着いた観測はしにくかった。
時間とともにシーイングは良くなり。明け方には高倍率で見ることができた。タルシスの山岳雲が白く広がっているのが印象的だった。
画像で見るようには見えず、単独の雲としては見えず、付近一帯が白く明るい状態になって見えている。星像の周囲は霧やダストの広がりで、にぎやか実見えた。
ダエダリア付近の模様は、コントラストが低く、はっきりした形をつかむことができなかった、
シーイングと透明度が良ければ見えると思うが、中途半端な見え方で残念だった。
視直径が大きくなってきて、600倍近くにすると、木星の半分くらいの大きさに感じる。気流さえよければ、もっといろいろ見えてくると思う。
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≪滋賀県 大津市 安達 誠≫[Makoto Adachi:Siga Japan]
[Ki.Ozaki,Sobue Inazawa Aichi JAPAN]
≪愛知県稲沢市祖父江町 尾崎公一≫
[Ethan Chappel Cibolo,Texas,United States]