火星 ALPO-Japan Latest
Mars Image 2020/10/06(UT)
石橋力,三品利郎,米山誠一,森田光治,荒川 毅,大杉忠夫,橋野英嗣,安達 誠,柚木健吉,長瀬雅明,黒田瑞穂,中野雄吉,熊森照明,井上 修,堀井恵策,鈴木 隆,西岡達志,堀内 直,栗栖 茂,阿久津富夫,伊藤了史,尾崎公一
Randy Tatum,Jose Luis Pereira,Pericles Enache,Gary Walker,Anthony Wesley,Robert Heffner,Alain Castillo,Willian Souza,Peter Edwards,Christofer Mauricio Baez Jim,Efrain Morales Rivera,Randy B. Christensen,Kevin Quin,Kolovos Dimitris,Vlamir da Silva Junior
T.Ishibashi,T.Mishina,S.Yoneyama,R.Tatum,J.Luis,P.Enache,M.Morita,T.Arakawa,G.Walker,T.Ohsugi,Anthony.W,H.Hashino,M.Adachi,K.Yunoki,M.Nagase,M.Kuroda,Y.Nakano,R.Heffner,T.Kumamori,O.Inoue,K.Horii,A.Castillo,W.Souza,P.Edwards,T.Suzuki,T.Nishioka,C.Baez,T.Horiuchi,E.Morales,S.Kurisu,T.Akutsu,S.Ito,R.Christensen,K.Ozaki,K.Quin,Kolovos,V.da Silva Jr.
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解説(安達)/ Comment by Makoto Adachi
夜になって晴れ間から火星が見えました。撮影画像はフニャフニャしていましたが、ウェーブレットで細部が出てきました。
最終画像は、トーンカーブ処理をしています。B−390フィルター画像は、三色分解でB光を取り出し、モノクロにしてコントラストを付けてみました。
北極回りを別にすれば、可視光で暗いところがB光でも暗いように思います。1時間後に次を撮ろうとしたら、雲が出てきて、断念しました。
(Tutomu-Ishibashi Kanagawa-P Japan)
≪神奈川県 相模原市 石橋力≫
≪神奈川県 横浜市 三品利郎≫[Toshirou.Mishina:Kanagawa Japan]
24時(JST)頃から雲が少なく、撮影開始。24時半頃までは雲に邪魔されながら 撮影。最初はシーイングが悪かったけど、2セット目は少し改選した。
火星面ではオリンポス山が明るく写っています。北極地方のモヤが少し写りました。最接近時に撮影できて良かったです。
≪神奈川県横浜市 米山誠一≫[Seiichi Yoneyama:Kanagawa Japan]
It is my best of Syrtis Major and Huygens crater,
[ Randy Tatum,Richmond,VA U.S.A]
[Jose Luis Pereira :Sao Caetano do Sul/Sao Paulo/Brasil]
Sky condition was not favorable with haze,high altitude cirrus clouds and smog.
Despite all of that,seeing was not very bad with a jet stream of 24 m/s,temperature of 22 degrees Celsius,
relative humidity of 52% and zero wind at ground level.
[Pericles Enache,Sao Paulo,Brazil]
シーイングはあまりよくなかったが後半やや回復した。青フィルターはあまり効果的な画像ではないかも知れない。
最下段カラーはモノクロ画像との合成。西側リムと北極付近に雲の発生が確認できる。
≪滋賀県守山市 森田光治≫[Mitsuji Morita:Siga Japan]
酷いシーイングで、ほとんどのショットをボツにせざるを得ませんでした。R 画像の代わりに BE410 画像を組合せてみました。
≪奈良県奈良市 荒川 毅≫[Tsuyoshi Arakawa:Nara Japan]
Sinus Sabaeus on CM with surrounds. Prominent NPH and morning and evening limb clouds.
Note small yellowish cloud at northern edge of SPC at 4:00.
[Gary Walker:Georgia:USA]
≪石川県小松市 大杉忠夫≫[Tadao Ohsugi:Komatsu city Ishikawa pre,Japan]
in good seeing. Multiple RGB recordings were measured and combined in Winjupos to get this image.
Olympus Mons is prominent at top left,with some north polar cloud on the limb above it.
Small amounts of cloud can be seen on both the rising and setting limbs. In the middle of the image at right is Valles Marineris.
[Anthony Wesley,Murrumbateman Australia]
≪アンソニ オーストラリア≫
雲が多くて隙間狙いでしたが、シーイングもボケボケ。この後は全面曇りでした。残念。
≪千葉県木更津市 橋野英嗣≫[Hidetugu Hashino:Chiba:Japan]
最接近。 Solis付近が中央にくると、周囲全部が白っぽく、中央だけに模様があるように見える。
シーイングが悪いと、模様がかき消され、濃いものだけしか見えない状態になるため、見た瞬間奇異な姿に見える。
時間とともに、シーイングは良くなり、それとともに模様もみえるようになってくる。しかし、今日はそれほど模様は見えなかった。
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≪滋賀県 大津市 安達 誠≫[Makoto Adachi:Siga Japan]
最接近日であるが、寒くシーイングは良くない。
blue clearingが発生したようだ。普段シレーンは濃い模様ながら450nm以下の波長では全くといってよいほど写らない。しかし、10月6日の画像ではうっすら見られた。
このため、blue clearingが発生しつつあるのではと考える。昨日(10月5日)にもソリスが薄っすら写っていたため、詳しく言えば昨日とも言えるが決定はためらわれた。
10月5日の荒川氏のBE410の画像にもソリスが写っている。
それではいつ発生したのだろうかとシレーンの写り方を基準として450nm以下の画像を探してみた。4日は画像が報告されていないため、判らない。
3日は阿久津氏のAstrodon UV(385nm以下)画像のみだが写っていない。(むしろ明るく見える。)2日と1日は私の画像があるが、これにもシレーンは写っていないようである。
これらの画像から、今シーズンのblue clearing は10月5日以降に起こったと考える。
blue clearingに付いては様々云われてきていて、火星には菫雲があるためなどとも考えられたこともある。私はblue clearingは衝効果に伴うアルベドの変化によるもので、気象現象などではない。
佐伯氏によれば、衝前後の数日は必ず数日起こると云う。現代の火星観測の主流である火星の気象観測に伴う大気現象とは何ら関係のない現象である。
しかし、惑星観測にとっては昔から観測されてきた事柄の検出は興味深い。惑星観測に於ける過去の理解困難な現象は、衝効果に伴うことも多々あるのではないかと思う。
これから衝に向かって大シルティスが見られることになるが、ここはコントラスト効果が大きくblue clearingがはっきりと検出されるだろうと思う。
[Kenkichi Yunoki (Sakai City,Japan)]
≪大阪府 堺市 柚木健吉≫
木星は曇られてしまいましたが火星は雲間から見えてきました。
雲間を縫うように見計らっての撮影でした。シーイングは乱高下しましたがその割には良く見えたと思います。
[Masaaki Nagase,Kawasaki-City,Japan]
≪黒田瑞穂 : 兵庫県 太子町≫[Mizuho Kuroda : Taishi Hyogo Japan]
気流はあまり良くありませんでした。2枚目のスケッチ観察の時は気流はまだ悪化しました。
≪大分県大分市 中野雄吉≫
[Yuukichi Nakano : Ohita-Ohoita prefecture Japan]
Sub-optimal imaging conditions (some jet stream effects) but this was actually quite a nice view visually in the telescope.
Was able to view all of the details in the image and also tried to process the color I saw visually.
[Robert Heffner:Osaka,Japan]
この時だけシーイングがまずまずになりました。Autostakkert!のDrizzle1.5xで拡大スタックしたもので、大きいですがそのまま報告させていただきます。
≪大阪府堺市 熊森照明≫[Teruaki Kumamori:Ohsaka Japan]
最接近の夜で、もう少し良シーイングを期待していたのですが・・・。
≪大阪府 枚方市 井上 修≫[Osamu Inoue. Hirakata-shi,Osaka,Japan]
≪兵庫県姫路市 堀井恵策≫[Keisaku Horii : Himeji Hyougo Japan]
127mm Maksutov / zwo 224 MC
[Alain Castillo : Paris,France]
All surface details visible in the image were also visible at the eyepiece (188x).
[Willian Souza : Sao Paulo,Brazil]
Seeing poor due to high speed jetstream overhead.
Annoying edge effect on bright limb possibly made worse by the seeing conditions.
[Peter Edwars: West Sussex United Kingdom]
最接近の日、天気が悪く諦めかけていましたが、22時過ぎて雲が切れ火星が見えてきました。
シーイングも悪かったですが、一時的に良くなった時間がありまずまずの画像ができました。
[Takashi Suzuki (Hachiouji-City Tokyo Japan)]
≪東京都八王子市 鈴木 隆≫
最接近になりましたが、気流は良くありません。雲が広がりIR画像は満足に撮れませんでした。
<<神奈川県 藤沢市 西岡達志>>[Tatsushi Nishioka. Fujisawa-city,Kanagawa,Japan]
Christofer Mauricio Baez Jimenez |
8 images derotated using WinJUPOS.
[Christofer Mauricio Baez Jimenez :Santo Domingo,Dominican Republic.]
《京都府宇治市、堀内直》[T.Horiuchi: Uji- City Kyoto Japan]
[Efrain Morales Rivera Aguadilla:Puerto Rico]
最接近日の火星です。15時前後20分だけ雲間ながら気流よく良く、その後は極悪気流となりました。
熊森さんと、マリネリスの右で模様の位置が一か所違うことがFBで話題になりましたが、私の写真では個々の駒でも同じで非常に不思議です。
[Shigeru Kurisu,Mitoyo Kagawa,Japan]
≪茨城県 : 阿久津富夫≫
≪愛知県 春日井市 伊藤了史≫[Satoshi Ito. Kasugai City,Aichi,Japan]
[Randy B. Christensen,Livermore,California,US]
Baltia(?)の付近に白雲(?)が立ち篭めて北極冠と見間違えるようです・・・・・?
[Ki.Ozaki,Sobue Inazawa Aichi JAPAN]
≪愛知県稲沢市祖父江町 尾崎公一≫
Seeing 8/10 Trans 9/10
[Kevin Quin:Vienna,VA,USA]
[Kolovos Dimitrios,Athens Greece]
[Vlamir da Silva Junior : Sao Paulo,Brazil]