2005年2月の惑星観測です。今月は全国的に天気に恵まれず、中旬と下旬に観測欠側日が続きました。さらに、今冬は本当にシーイングにも恵まれず、観測者泣かせのシーズンでした。
1月14日に衝を終えた土星の観測は、27人から27日間で386観測(そのうち海外は17人で144観測)でした。衝を4月4日にむかえる木星は、27人から25日間で301観測(そのうち海外は16人で102観測)でした。10月30日に準接近となる火星は、池村俊彦氏(名古屋市)とZ.Pujic氏(オーストラリア)の2人から3日間で5観測の報告がありました。3月に入るとようやく視直径が5秒を超えてきます。
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