天文ガイド 惑星サロン
2025年10月号 (No.277)
堀川邦昭

新潟での木星会議

47回目となる木星会議が7月26〜27日に新潟市の新潟ユニゾンプラザで開催されました。 地方での開催は2018年以来、7年ぶりとなります。 今回は新潟天文研究会の協力を得て、初めてとなる新潟県での開催が実現しました。

猛暑の中、全国から37名の参加者があり、フィリピンのセブ島で観測を続けている阿久津富夫さんからは、ビデオメッセージが寄せられました。 会議の様子はYouTubeで配信され、後日、まとめたものが月惑研究会の公式チャンネルで公開の予定です。

会議では木星や観測方法に関する基礎知識の講座や、地元の新潟地方や国内各地の活動報告、木星面のまとめと研究発表が行われました。 また、初日の夜は懇親会で大いに盛り上がりました。

興味深かったのは、撮像と画像処理に関するパネル・ディスカッション(座長:山崎明宏氏)で、高解像度の画像をコンスタントに得ている3名の観測者の撮像方法や画像処理のノウハウが披露されたのですが、撮像器材や撮像・処理のパラメータ(特にRegistax)は観測者によって大きく違っていて、各自、自分の器材や経験を基に最適な方法を編み出しているという印象でした。

最後に、会議の準備から運営まで尽力していただいた、渡辺真一さん、関根正道さんを始めとする新潟天文研究会の方々に感謝したいと思います。


[図1] 木星会議の記念写真
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