土星 月惑星研究会 関西支部

Saturn Image 2006/12/04(UT)
柚木健吉,畑中明利

K.Yunoki,A.Hatanaka

Kenkichi.Yunoki (260mm Newtonian)
この冬一番の冷え込みだった。撮像をはじめるがシーイングが大変悪くピントの山がつかめない。接眼部のピントノブを回す際に長焦点なのでモニターから離れてしまうのでピントが判りづらい。そこでノートパソコンを手持ちで接眼部付近まで持っていってピントを合わせていると、あやうくパソコンを落下させそうになった。早急に購入済みのJimsの電動フォーカサーに交換せねばと思う。普通、口径が大きくなると悪シーイングの影響も大きくなるはずだ。20cmならボケボケになるはずの悪いシーイングであったが、この26cm鏡は不思議なことにシーイングが悪くても何とか絵になる。フーコーテストの結果はややアンダー気味の鏡であるが、面は大変滑らかだったのが効いているのかも知れないとも思う。20cmに比べ光量があるため、撮像していても、銀塩時代にいうところの肉乗りのいいネガが撮れているなと感じる。単位面積当たりの光量が少ない土星撮像中、明るすぎるのでどんどんゲインを下げなければならないなんて以前では考えられないことです。

[Kenkichi Yunoki (Sakai City Japan)]
≪大阪府 堺市 柚木健吉≫
Akitoshi Hatanaka (400mm Cassegrain)
 
 
≪三重県熊野市  畑中明利≫

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2006/12/05
2006/12/03