日本時間、2021年2月19日早朝、火星探査機パーサヴィアランス(Perseverance)が大シルチスにあるジュゼロクレータ(Jezero)に着陸しました。 それから4日後の23日に約3分の降下中の動画が 公開されました。
冒頭は統制室の様子が写しだされ緊張感が漂ってきます。 画面が降下中の探査機に切り替わると間もなくパラシュートが開きました(図1)。 パラシュートは白地に赤で小さな扇の模様が描かれていました。
やがて、画面に赤褐色の火星表面が映し出されると高度がみるみる下がって行き、高度200mあたりになると、スカイ・クレーンからの噴射が始まり火星表面から嵐のように砂を巻き上げます。 そして砂埃が画面に広がると着陸しました。
パーサヴィアランスについては「月探査情報ステーション」のTwitter(https://twitter.com/moonstation_jp)や開発チームメンバの小野雅弘さんのTwitter (https://twitter.com/masahiro_ono)に情報が随時投稿されています。
Youtube(https://youtube/4czjS9h4Fpg)で降下中の動画が見られます。
[図1] 降下中の様子(NASA/JPL-Caltech) |
前号へ | INDEXへ | 次号へ |