最近、パンケーキが人気なのだそうです。鎌倉の坂ノ下には、TVドラマのロケに使われた
パンケーキ屋さんがあります。
さて、1969年のマリナー7号を皮切りに、バイキング1号、2号など数々の探査機によって、
火星の地形が詳らかにされました。巨大な火山のオリンポスと、その近くのタルシスには
巨大な火山が連なっています。オリンンポス山は、裾野が伊豆大島の約40倍、差し渡し
600kmに跨って広がっていますが、標高は伊豆大島の約28倍、21.3kmと非常に平らな形を
しています。これをNASAのWEB(http://mars.jpl.nasa.gov/gallery/volcanoes/PIA01476.html)では、“パンケーキのように平らだ“と紹介しています。オリンポスのすぐ近く、
タルシスのアルシア、パヴォニス、アスクレウスの三山も同様に裾野が広く平らです。
MGS(Mars Grobal Surveyer)に搭載されたレーザーによる高度測定器を使って測定された、
火星の地形データが一般に公開されています。また、MDIM(Mars Digital Image Model)と
いう、探査機の画像から作成された火星図も一般公開されています。
カシミール3D(http://www.kashmir3d.com/mars/mdim/)という地図ソフトを使えば、そう
した火星の地形データを用いて、火星の山の鳥瞰図を作成できます。
そこで、タルシスの3つの山を東の上空から見下ろした鳥瞰図にしてみました。
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[図1] タルシス三山の鳥瞰図 |
上からアルシア、パヴォニス、アスクレウス。 |
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